【超初心者用】Backlogチケット管理の基本

システム開発

はじめに

この記事では、チケット管理ツールとして最近よく使われるBacklogのチケット管理の基本について記載しております。昨今アジャイル開発が増え、チケット駆動のプロジェクトが増えていると思います。基本的にチケット管理ツールのお作法としては他のサービスでも変わりはないので、一般的なチケット管理ツールのお作法としてみていただければ嬉しいです。

また、本記事の前に、”基本中の基本”についても記事をまとめておりますので、併せて参照いただければ嬉しいです。

基本

Backlogを使っていくうえで、実施してほしい基本事項を記載します。できてないからダメ!というわけではないですが、できるようになていると、「おっ、ちょっとは分かってる人かな?」と思うものです。

重要情報をコメントに書きっぱなしにしない。

Backlogのコメント情報は省略されていきます(多くのチケット管理ツールでそうです)。そのため、コメントが省略されていくと、見落としが発生したり、あれ?なんだっけ?と全部見直していかないといけない、ということが起こります。コメントでやり取りをしてもよいですが、決定事項や未決の調整事項など、重要な内容は上部にある課題の本文に記載するようにしましょう。※時間がなければとりあえずコピペでも良いです。

Backlog(チケット管理ツール)以外で進捗更新・重要な決定をしない。

チケット駆動において、チケット管理ツールが唯一の管理の場である必要があります。Backlogでチケット管理をしているにもかかわらず、その他チャットツールなどで、依頼や決定が完結してしまうと、チケット駆動は成り立ちません。その他のチャットツールで相談をする分には良いですが、依頼事項はチケット化し、進捗報告はBacklogに統一するようにしましょう。Backlogが神様であり、Backlogが知らないことは無かったことと同じであるという位の心づもりでいましょう。

チケットの棚卸を定期的に行う。

https://support-ja.backlog.com/hc/ja/articles/360035642394-課題をまとめて操作で課題の詳細を表示する 参照

古くて放置されたチケットはそのままで良いのでしょうか?期限切れが放置されていないでしょうか?定期的に棚卸し綺麗な状況を維持する必要があります。ゴミチケットが残るとそれだけで状況管理が困難になります。定期的に棚卸会を開き、チケットを整理しましょう。各ゲーティングのタイミング(設計Fixなど)で、必ずチケットの取りこぼしがないかも同時に確認するように心がけましょう。

「完了」条件を決定する。

チケットの完了ルールが決まっていないと責任の所在が不明確になりがちです。チケット起票者のみが完了にする。や、必ず決裁者が確認した後に完了にする。などのルールを決定しましょう。ルールがないと勝手にチケットを完了にされ、課題解決状況が不明瞭になることがあり危険です。

おわりに

Backlogチケット管理における、基本について記載をしました。ここに記載をしていることを実践していければチケット駆動がうまくいき、ひいては開発もうまくいくようになっていくと思います。改めてですが、うまくいっている/うまくいくい、プロジェクトはワークスペースが綺麗なものです。みんなで綺麗にしていくことを心がけましょう!

【基本まとめ】

  1. 重要情報をコメントに書きっぱなしにしない。
  2. Backlog(チケット管理ツール)以外で進捗更新・重要な決定をしない。
  3. チケットの棚卸を定期的に行う。
  4. 「完了」条件を決定する。

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