はじめに
この記事では、チケット管理ツールとして最近よく使われるBacklogのチケット管理の基本について記載しております。昨今アジャイル開発が増え、チケット駆動のプロジェクトが増えていると思います。基本的にチケット管理ツールのお作法としては他のサービスでも変わりはないので、一般的なチケット管理ツールのお作法としてみていただければ嬉しいです。
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基本中の基本
まずは、Backlogを使うにあたり、基本中の基本、絶対やってほしいことを記載します。
絶対やること
これは絶対やってください。全メンバーが気を付けていただきたいです。やれてない人がいたら教えてあげましょう。
Backlogから来たメールを捨てずに読む
Backlogから来たメールを捨てずに読む(OR 自身にメンションが来ているチケットを必ず読む)。メンションがついているということは読んでほしいということです。ちゃんと読みましょう。
一方、メンションをつけるということは、その人に必ず読んでほしいということです。メンドクサイから、全員にメンションつけようというのはやめましょう。メールで、とりあえず関係者Cc付けとこうというのと同じです。この文化が始まるとメンションに目を通さなくなり危険です。
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読んだら対応し、課題の担当者を自分から相手に変える
チケットを読んだら、多くの場合何かしらの対応が必要です。しかるべき対処を行い、チケットを返却しましょう。チケットにおいて即時対応ができないものについては、仕掛中である旨など、ステータスがわかることをコメントに残しましょう。
毎回、お知らせ(コメントを見る必要があるユーザ)を入れる
回答が必要な状態など、無言コメント(メンションを入れずにコメントだけ記載する)のは辞めましょう。特にPjMは複数案件を掛け持ちしている場合もあり、通知がないチケットにまで目を通せない時があります。また、これをされると無駄にチケット巡回をしに行く必要があり、工数が膨れます。無駄にメンションは入れず、必要なモノにはメンションを入れる。これを徹底していきましょう。結果としてそれが全体工数の削減につながります。
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解決したら課題を「完了」にする
チケットでやるべきことが終わったら、完了ステータスに変更しましょう。ぶっちゃけ他のステータスはどうとでもなりますが、完了ステータスにならないと、チケットが落ちず消化率が分かりません。終わったら閉じましょう、期限になっても落ちてないやつが本当は終わってたとなると、精神的に疲れます。
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絶対やっちゃダメなこと
絶対にやってはいけないことを記載します。殺意を覚えるやつです。
課題を削除する
消すな。
チケットを削除するというのは、証拠隠滅行為であり、絶対ダメです。間違ってチケットを作ってしまった、重複して作ってしまったのであれば、その旨を記載してチケットを完了にしてください。Backlogは自動で連番が振られるので、チケット番号がなくなっていれば気づきます。
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チケットを放置する
回答しろ。
LINEと同じで見たら既読がつくので、自分が何かアクションを取る必要があればとりあえずチケットにコメントしましょう。すぐに回答できないならすぐに回答できないなど、状況を残しましょう。LINEやその他コミュニケーションツールと一緒です。既読無視はやめましょう(未読無視も)
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課題の中に複数の話題を詰め込む
分けろ。
話題や要望事にチケットは分けて起票しましょう。起票するのがメンドクサイんですよね?時間が無いんですよね?忙しいんでしょ?知ってます。けど、いま起票をめんどくさがって1つのチケットでやり取りすると、状況がカオス化します。あなたはそれでいいかもしれませんが、後でチケットを見直した人、何よりPjMがメトリクスを取る際に死にます。チケットの上げ方が分からないのであれば、誰かに聞いてあげてください。
おわりに
ひとまず、Backlogチケット管理における、基本中の基本について記載をしました。ここに記載をしていることを必ず実践してほしいです。うまくいっている/うまくいくい、プロジェクトはワークスペースが綺麗なものです。みんなで綺麗にしていくことを心がけましょう。
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